2008年05月24日

[前世]魔女裁判官

石造りの、公会堂?
そんな建物の中。

少し段をあげただけの円型の舞台。
そこに両手を縛られた女性が一人立っている。
建物はふきぬけになっているらしく、上の方からうまく取り入れられた太陽光線がこの舞台に差し込んでいる。

手前には偉そうな僧侶たち。
私もその一人として、端っこに立っている。
できれば消え入りたい気持ちを抑えて。

舞台の周りには、集まった大勢の市民。それとも見物人?

たったいま、女性は魔女裁判で有罪が確定したところだった。
中世ヨーロッパの魔女裁判。
有罪が確定したという事は、つまり、死刑を意味する。

女性は有罪確定を告げられた瞬間、私の方を見た。
私はさらに消え入りたい気持ちを抑えて、顔をそむけた。

有罪の確定には、彼女が所属する教会の司祭が賛成票を投じたことが決定打だった。
そしてその司祭が、私だった。

彼女がいつかは魔女裁判にかけられるのではないか。
司祭は、森のある小さな田舎の村の教会を担当しながら、村外れの森の中に住む彼女の事を気にかけていた。

彼女は別に魔女として悪い事をしていたわけではない。
ただ、あまりに教会から遠いところに住んでいたため、なかなか教会行事やミサ、村の行事にも参加することがなかっただけだった。

そして、何かと彼女のことを気に入らないだけの人が彼女を勝手に魔女として告発したとき、最初は彼女をかばおうと考えた。

だが、押し寄せるような多くの流れに逆らえず
魔女裁判で彼女が有罪になるのに、司祭は手を貸してしまった。

司祭を信用していた女性の、裏切られた!という想いがつまった目を彼は見ることが出来なかった。

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いい加減にこの学び、終えてくれないかね~(´`;
と思っちゃうくらい出てきてるこれもそのひとつ、
「掟(組織)か、愛か?」の課題で失敗した人生です。

有罪が確定してしまった女性は転生して、いま私の友人の一人です。
いまも深い信頼を寄せてくれている彼女に、
ありがとう。
そして、ごめんなさい。m(__)m

*****このシリーズはカテゴリ「前世の物語」でまとめてお読みいただけます。****


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この記事へのコメント
>いい加減にこの学び、終えてくれないかね~(´`;
>と思っちゃうくらい出てきてるこれもそのひとつ、
>「掟(組織)か、愛か?」の課題で失敗した人生です。

と、分かっているのなら既に学びは終えているんでは?

次々と出てくるのは、芋づる式にでてくるだけの、単に「記憶」でしょう

「過去」ならともかく「過去生」にいちいち深くとらわれていたら
キリがないもん>なにしろ何十万回と転生してるっつーからね

今生で過去生の反省をすべてしていたら、
それだけで今生は終わりでしょうな>しかもタイムアップ

出てきた時点、分かった時点で「学び」「気づき」は終わっていると思うぞ
Posted by ゆんたん at 2008年05月27日 12:17
だっからよ~
何かひっかかってるんで書いてるんだけどね~。
Posted by pyo at 2008年05月27日 12:49