セラピーセッション

町田律子(pyo)

2011年03月05日 20:16

しっかりと内観をして、そのノートも持っていらしゃった方。
ナルホドなるほどと頷きながら、あと一歩のところで止まっていたようなので
「視点を変える」をやっていただきました。


やっぱりお客様のお膝にのるジンにゃん。
セラピー猫してるかしらねと話したけど、
よく見たら目が真剣☆

仕事上での出来事や家族との事で、気になることを内観していくと、インナーチャイルドの問題かな?とご自身でも気づかれたとのこと。

思い出すだけで涙が浮かぶよう。

最初に「話していいですか?」との事だったので
話したいだけ話し、心の内を吐き出していただきました。

そして気づいたインナーチャイルド、小学生の自分に対して。

それでは、いま、大人のあなたが、大人として
その小学生たちの様子をよく観察してみてください。

と、黙想していただきました。


もやもや~っとしたものが体中から立ち上ってきます。

セラピスベイを使って浄化しながら、私は後ろにまわってどんどん もやもや~ なものを抜き取っていきました。

すると
「あ、あの時の友だちは…こうだったのかも。」

子供の頃ぶつかった相手の状況を、大人の目線で見直すと全く違う状況まで見えてくるんですよね。
すると同じ状況を思い出したとしても、もう、納得しているので涙は出ません。

インチャだと思って身構えていたものも、これで解決。(^^)


インチャが解決したので、それが原因かも?と思っていた今の仕事上での出来事も見直してみると、
するするっと解決の糸口が出てきます。

全ては自分の心のなかで起こっていたこと。

心が納得すると、怖がることも不安に感じる事もないんですねぇ。
すると、不安に苛まれることもなくなるわけです。



お仕事が人と関わる事との事だったので、あ、これはお仕事のサポートになる情報をお渡しする段階なのだな、と感じました。

そこで「言葉」と「視点」についてご説明。

例えばこのカラーボトルを見る人の視点によっては、
・長方形が重なった形
・丸い形
・正方形

それぞれ違う形のものだ、と表現するかもしれません。

それはその人それぞれにとっての真実。
違う形を言っていたとしても、誰も間違いではないのです。

正しいかどうか…という事よりも、それぞれがどの視点・視野から受け止めているのか。
それを観察し理解すること。

それには、自分自身がひとつの面しか見ていなけりゃ他の面からの視点が理解できないですよね。

だから、自分の視点を高く持って行ってみること。

ああ、このカラーボトルは立体的にみるとこういう形なんだ、と理解できれば、誰もが間違いじゃないと判るのですから。




もうひとつは、「言葉」について。

この場面ではこういう表現を…という表現方法を、私たちは親や教師、周囲の大人たち、TVなどの表現で学んで成長していきます。

その時、ネガティブな表現、けなす表現が多数を占めていた場合、当然そういう表現方法を学んでしまいますよね。


そして言葉の表現というのは潜在意識に働きかけます。
なのでどうしても思考方法までがネガティブなものになってしまう。

これを理解し自分からまず脱出すること。
いい言葉、相手をホメる言葉、シチュエーションをキャッチする、自ら作り出す。

自分が変わると周囲も変わってきます。(^^)b
だって、周囲もみんな学んでいるんですから。


理解して脱出したならば、対面する相手がネガティブな言葉を発しているときに、本当にネガティブなのか、そういう思考癖が言葉遣いからついてしまっていないかを観察してみましょう。

相手の年齢、育ってきた環境、時代背景…により、教育環境が異なるという事もあります。

年代によっては沖縄では方言札の世代の方々やその影響を受けたまま親になり子に伝えていると、どこか地元の言葉に対して悪いイメージを持っていたりするんですね。

でも地元の言葉というのは生活に密着したもの。
公式には使えないものである、恥ずかしい…なんて自分の使う言葉へのイメージを持っていると、自由に言葉を話せない事もあります。

私が知っていたあるご老人は、普段は標準語、話し始めると徐々に方言になるのに
自分の心のなかを表現するとき…特にうれしさを表現するときは英語になりました。

日本語や方言ではピタリと来る表現を知らないんだな、ということに気づいた時に驚いたものです。


また知らない単語を相手が使うと、
理解できない…ことから、目がうつろになって集中力や興味を急激に失ったりその場から離れようとする態度をとられることもあります。

音や空気、出来事といった条件が重なった時に、昔体験した嫌な思い出などが無意識にフラッシュバックしてきて、いきなり機嫌が悪くなる、体調も悪くなる場合もある…といった潜在意識に条件づけられてしまっているもの、というのもあります。


そういった事を理解していると、相手との意思疎通がうまくいかない理由がわかってきますね。
すぐに自分を責めるのではなく、「相手に何があったのだろう?」と観察し考えてみる。理解する。


といった情報を、お持ち帰りいただきました。(^^)



その後は余った時間でパステルアート体験。
「子どもでも描けるって…絶対無理だと思ってましたー。」
とのことでしたが、楽しかったよう。

これからも描いていきたい、と言っていただけて嬉しかったです。^^

pyo'sセラピー、セラピーなんですがどうも色んな情報をお持ち帰りいただく「講座」になっちゃうことも、多々あります。
ありがとうございました。



※言葉については、こちらも参考にどうぞ。
=> pyo's room:ハイヤーセルフにきいてみる
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