めざせ!うちなーバイリンガル5

町田律子(pyo)

2005年10月21日 18:00

はいたい ぐすーよー ちゅう うがなびら。
わんねー pyoんでぃ 言ちょいびーん。

なまから うちなーぐち びんちょうっし いけーやーんでぃ うむとーいびーくとぅ
ゆたしく うにげーさびら。
』第1回目テキストより

…覚えられるんだろうか?(滝汗)
というか、この時点でもう発音おかしいし。私。


ところで「あなた」に相当する「なー」、これについて思い出したことを。

結婚後、主人のことを名前で呼んでるわたしを母がよく叱ります。
母の姉である叔母も叱ります。
「‘あなた’とよびなさいっ」と。(いまだに思い出したように指摘される)

名前で呼ぶなど言語道断!
夫に対する敬いの態度がない!
らしいです。
(ちなみに結婚前は「隊長」って呼んでたんですが…。あ、隊長なら敬称かぁ。:笑)

で、じゃぁ母は父をどう呼んでたかと昔の記憶を掘り起こしてみたら…
お茶を入れて父に出しながら
なん、茶ーぐわぁー みしょりんしょり~。」(あなた、お茶どうぞ。くらいの意味かな)

おお!
奄美の方言では「なー」じゃなくて「なん」だったのねぇ。
あ、いかん、ここで奄美の方言を混ぜると、混乱してしまうし。(汗)

閑話休題。

授業では「うんじゅが情けどぅ頼まりぬ」という有名な歌で「うんじゅ」を紹介してたし、そういや沖縄芝居でも、女性がオクターブ高い声で「うんじゅ、」なんて男性に呼びかけてる場面があったような。

では、私は主人のことを「なー」と呼ぶべき?それとも「うんじゅ」と呼ぶべき?
tro「うんじゅ?そこまで行くと首里方言だろ。」

ま、まぁね。(^-^;
なにしろ芝居の台詞がテキストにぽんぽん出てくるからさぁ~。つい。(笑)

そういや以前ゆんたんに言われたっけ。
「少なくとも、コールサインで呼び合う夫婦っていないよねー。あんたら、変。」
いまどき、「うんじゅ」って呼ぶのと、どっちが変?(爆)

というわけで、今回のレポートはここまで。

まともなレポートは今夜更新のRIKに掲載されそうですので、そちらをお楽しみくみしぇーびり。
当銘由亮のうちなーぐち講座[01]

当銘先生からのワンポイントレッスンも掲載されるそーです~。
KUWAさん、コメントお知らせサンクスです。


以下、冒頭台詞の訳。
はいたい ぐすーよー ちゅう うがなびら。
こんにちは、みなさん、いかがお過ごしですか。

わんねー pyoんでぃ 言ちょいびーん。
わたしはpyoと言います。

なまから うちなーぐち びんちょうっし いけーやーんでぃ うむとーいびーくとぅ
今から沖縄言葉を勉強しようと思っていますので

ゆたしく うにげーさびら
どうぞよろしくお願いいたします。


ちなみに「首里方言」というと士族言葉(と言う表現でいいのかな)になるので、コザんちゅの庶民はつかいませ~ん。

でも私が覚えたい・使いこなしたいのは、おじーやおばーたちに対して使える、きちんとした敬語じゃっ。…となると、首里方言に近いのかな?!

(注:おばーといっても、母にはうちなーぐちは通じません。名瀬方言なら…使い始めると止まらないけど。^^;)


2005/10/27追記。
ばるタンさんの記事『おまるのほかに、もうひとつ』で「とぅじ=刀自」の紹介されてました。TB送ります~。
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