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2021年02月10日

出た釘をそのまま受け入れる価値観の変化

こんにちはpyoです。
今日の記事は長いよっ

今朝、キッチンに立ってたらふと浮かんできた言葉。
ア「幸せになりたいなら、
 自分がいかに幸せな状態にいるかを考えていけばいい。
 そうすれば何が不満で不幸だと考えているのか、分かるだろう。」


 あ~、なるほど、そうだよね。
 不満な部分にフォーカスしてるから、不幸だと考えちゃうわけね。

アラハビーチ



先日唐突に「ニュートンって、どんな人だったんだろう?」と頭に浮かびました。

さくっとネット検索すると色々と情報は出てくるんですが
その時はKindleを手にしていたからか、本を検索したんです。
つまり伝記ね。

読み始めた本はこれ。
心は孤独な数学者(新潮文庫)
藤原 正彦 (著)



 アイザック・ニュートン。
 万有引力の発見者

という程度の認識しか持ってなかった私ですが
TCカラーセラピスト講座ではニュートンが「色」を電磁波として調べた話がテキストの最初のページに出てきます。

ついでにいうと、ニュートンは色についての研究において
ゲーテの考え方をものすごく攻撃した、
という話をトレーナーとして学んだ事がありまして。

 横に並べようと(ニュートン)、
 色相環でぐるりとまわそうと(ゲーテ)
 それぞれの考え方なんだから、いいんじゃね?🤔

と、私は思ったわけです。

「それぞれの考え方でいいんじゃないか」と思う段階で、
これは21世紀の日本に生きる私の現実からの見方。



この本は伝記というより旅エッセイのようなもので
1話目にニュートンの生い立ちに関連する地域を旅する話でした。

その冒頭に、彼が生きていた16世紀当時のイギリスがどんな時代で、
どんな国内・国際情勢で、どんな価値観の学校で学んだのか
幼少期から成長期、家族関係はどうで、どんな想いをして成長してきたのか…
ということを、日本人にも分かりやすく書いてありました。


最初にさーっと読んだ時に驚いたのは、
数学は学問として学校のカリキュラムに入ってなかった、というあたり。びっくり!

いやもうてっきりしっかり積み重ねられた学問研究の果てに、数学者としての彼の業績があったんだと思ってましたよ~。
知らないってのは、ああ勘違いを生みますね、ほんと。

ざっくり読んでからもう一度戻って確認したのが、生い立ちに関するところ。


『...母親が、隣村の司祭バーナバス・スミスと再婚することになったのである。
 そしてなぜか、ニュートンを家に残し、世話を自分の母親に託したのである。
  母親が可愛い盛りの一粒種を、自発的に置いて行くことはあり得ない。

 オックスフォード大学出身で、頭のよく回る義父が、何らかの差し迫った理由を挙げて、歓迎できぬ子を置いて来るよう、仕向けたのではないだろうか。

  ちょうどこの頃、イギリスでは魔女狩りが吹き荒れていた。
 魔女摘発に執念を燃やすホプキンスという男などは、一六四四年からの三年間で、二百三十人以上も処刑したのである。

 特に田舎では、農作物が不作だったり、家畜が死んだりすると、一人暮らしの老女はほうきを持って歩いていたくらいの理由で、魔女にされ火あぶりにされたりしたのである。』

この本を無料で読む: https://a.co/6vQaSrx


うほ😬

いや~、過去生追いかけてた頃に魔女狩り関係は色々と出てきてたんですが
まさか数学とか力学、量子力学な話題がでると思って調べたら出てきた話題が魔女狩り、ってことに
興味の方向が変わってきました。


ニュートンはどうやら相当人間に対する不信感を抱えて育ったようで
読むほどに「うわー」と思うようなエピソード満載。


『幼少時のニュートンの胸の内は、彼が二十歳の時に雑記帳に記した告白に表れている。
 そこには暗号代りの速記体で、それまでに犯した五十八の罪が箇条書きされている。

 その一つに、「義父と母を家もろとも焼き殺してしまうと脅したこと」というのがある。
 十歳にも足らぬ少年が、このような憎悪に駆られていたということから、ニュートンの受けた傷の深さが読み取れよう。

 ハイティーンの頃のラテン語練習帳には、
 恐怖、不安、卑下、疑惑といった否定的な内容の文例ばかりが目立つそうである。

 同時代の哲学者ヘンリ・モアによると、ニュートンはいつも憂うつな表情だったそうである。』


この本を無料で読む: https://a.co/hT577qQ


ニュートンはかなり鬱屈した性格してたそうで、
親が望んだ「こうあるべき息子」には育たなかったもよう。

本のエッセイには優しく書かれてましたけどね。


 あ~、でも10代の頃に気持ちが鬱屈していて周りに殺意を覚えた…というのは
 実は私もミニオボエがある。。。(^^;;;
 殺意の振りまきは止めようと
 自分で自分を戒めた出来事もあったなぁ。。。


アラハビーチ


実験心理学はたしか19世紀からスタートだから、
ニュートンの時代に心理学という考え方はなかったわけですよね~。

人という存在を、人種、性別、地位や生まれに関係なく尊重しよう、
という考え方にいたってはもっと後のことで

私が知っている(感覚的にも)限り、
今だ差別的な考え方を差別だとも思っていない人もいるのが現状。

今ちょうど世界中でこの考え方への変更を余儀なくされている状況かな、まさしく道がカーブに差し掛かっているよね、みたいな感じで。


それでも突出した才能を伸ばして、人間的には問題あったとしてもニュートンは科学という世界をぐわっしと変えた。
で、りんごが落ちるのを見て・・・って逸話と万有引力発見の天才的な部分が知られているわけで。


 りんご・・・Apple・・・
 ニュートンの万有引力の話だけじゃなくて
 スティーブ・ジョブズも世界を変えたよねぇ・・・
 でもりんごって、聖書のアダムとイヴの話に通じる・・・

 🥺


さてそんな妙な事をつらつら考えているうちに、こんな記事に出会いました。

私はすでにMeWeで500人を超えてつながっています。...

マイケルローズjapanさんの投稿 2021年2月6日土曜日


一部抜粋しますね、トーマス・エジソンの逸話です。
『ある日、子供が母親への手紙を持って学校から帰ってきました。
 彼は母親に「先生がね、これはお母さんにだけ渡すんだよって」と言いました。

 母親は手紙を黙って読みました。
 目からは涙があふれていました。
 彼女は手紙を息子に読んで聞かせました。

  「あなたの息子は天才です。私たちの学校は彼には小さすぎて、彼を十分に教育できる教師がいません。ですから、ご自分で教育してください。」

 それで母親は自分で子供を教育することに決めました。
 やがて、息子は有名な科学者になりました。
 彼は電球、電信機、蓄音機、発電所、カメラなど、発明しました。

 母親が亡くなり、家族の昔の思い出を整理していたとき、彼は箱の中に手紙を見つけました。
 それは母親に宛てた先生からの手紙でした。

 実際に書かれていた言葉です:
 「あなたのお子さんは劣等生です。彼は知的障害、精神疾患があります。彼が学校に戻ることはできません。」と。

 その子供はトーマス・エジソンであり、彼の時代の最も才能のある人ではないにしても、偉大な科学者の一人でした。
 彼は何時間も泣いたあと、日記にしたためたそうです。
  「トーマス・エジソンは、知的欠陥がありましたが、英雄的な母親のおかげで、世紀の天才になった。」 と。

 これは、いわゆるピグマリオン効果(心からの期待をかけると、相手がその期待に応えてくれる)の優れた例です。
 ひとりの人間が別の人間の現実と未来に影響を与えられるのです。』




そしてさらに別の記事に出会いました。

 =>発達障害の息子を東大に入れたシングルマザー 子育ての基本は「堂々と公にする」こと

これらは、積極的に子どもを受け入れ、成長を伸ばしてきた保護者の例。
最近はこんな風に子どもがみんな一律でなくてもいい、個性として伸ばそうという考え方に変わってきてますよね~。



『今、組織の要求する努力になじめず、成果が上がらない場合は、居場所を間違えている可能性も高い。
(中略)
 努力できることは、才能ではない。
 努力できることは、周囲の人々や、コミュニティの価値観を含む、
 環境の産物なのだ。』


こちらはビジネス関係のコンサルタントをされている安達 裕哉氏の記事。



世の中の価値観とか、さまざまな考え方の変化、すごいですね。
こういうのを観察するのは面白い、って思います。
🤠ハート

出た釘をそのまま受け入れる価値観の変化


『恐れを信じる人は、自分の人生も恐れに満ちたものになります。
 愛と光だけを信じる人は、人生の中で愛と光しか体験しません。

 自分が体験する物理的な現象というのは、
 あなたが何を信じるかによって決まります。

 というのは、物理的な現実というのは幻想だからです。

 あなたが信じていることが創り出した幻想なのです。

 幻想というのは、あなたがその中にいるうちは、
 それはれっきとした現実なのです。』


バシャール


ハート


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Posted by 町田律子(pyo) at 16:23│Comments(0)解放への道
迷惑コメントが入り始めたので「承認後受け付ける」にしています。すぐには表示されませんがお待ち下さい。
 
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