家族の呼び方、ウチナーグチ編2
ウチナーグチで夫や妻、親や子、孫、などは何と呼ぶ?
先月、ばるタンさんがこんな風に疑問(話題?)を投げかけてくれました。
古語辞典を開くと、「刀自」の意味は、女性の称、一家の主婦、などとなっている。
(略)
そしてその「刀自」が、現在の沖縄で普通に使われている現役バリバリの言葉なのだ。
(略)
自分の奥さんのことを、第三者に話すとき「わったー とぅじが・・・」と言う。
(略)
それに対して、自分のだんなさんのことを、第三者に話すとき・・。
ウルトラ団地でのフィールドワークでは、「うちのおとうが・・」である。
これって全然バランスとれてないよね。
「おとう」に代わるかっこいい言葉はないものだろうか。
さて、ここでいただいた資料をひらいてみると…
夫 = をぉとぅ 妻 = とぅじ
ちなみに をおとー ではありません、 を と ぉ を同時に発声します。
「夫」の変化した発音で、をぉと、をぉとぅ…となるそうな。
でも単純にきくと「おとー」となっちゃうんですねー。
わたしもずっと「お父さん」の変化形だと思ってました。
ばるタンさんのご近所の奥さまたちも、ちゃんと「夫が」って言ってたわけなんですねー。
疑問解決。よかったよかった。(^^)
というわけで、私も主人のことを「をぉとう」と呼んでみることにしましょう。
「私」は「わー」または「わん」。
ただしこれも発音間違えると「豚」という意味になるので注意。
pyo「わーぬおとー。」
tro「お前が言うと、豚のお父さんだ。」
うっ …(T^T)やっぱり はちゅおんがむじゅかしぃ~。 …続きます。
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