針の目って・・・

町田律子(pyo)

2023年07月22日 16:41

「富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。
日本聖書協会. 口語訳 新約聖書 (Kindle の位置No.4369). KotenKyouyouBunko. Kindle 版.  より




バシャール:自分を象徴する世界へ
私たちは、いずれ『自分のバイブレーションが象徴する平行世界』で生きる事になります。

だからこそ、常に謙虚な自分で『自分のハイヤーセルフと一致して進んでいるかどうか』のチェックが重要になるのです。

『謙虚な自分』は、どんな時でもどんな事でも常にオープンで『何かを学ぶ』姿勢でいます。

でも逆に、傲慢な自分は『こうあるべき』と物事を断定する視点になりますので、非常に狭い視点で周りがよく見えません。
従って、『自分の進むべき道』から外れていても気が付く事はありません。

『自分のバイブレーションが象徴する平行世界』へ降り立つ前に通るトンネル、これが『針の目』です。

つまり、”乗り換え線”のプラットフォームを出発してから、暫くお互いの列車は肩を並べてトンネル内を進んでいきます。

そして、現在の私たちは『針の目』を抜ける”最終フェーズ”にやってきています。
このフェーズは今年2023年の終わりから抜けて行きますが、2024年~もしかしたら、2025年頃まで尾を引く人もいるでしょう。
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こんにちはpyoです。
バシャールの話に出てくる「針の目」の表現、
これって、う~ん、何か別の表現でよく知られている話から来る喩えだよな?

と考えていたら、ふっとラクダが浮かびました。

ああ!キリストが言った「針の穴」の話だ!

と、ようやく繋がりました~。(遅い?(^^ゞ)


で、どう考えても、聖書の記載って難しいんですよね~、これ何言いたいんだ???って。
もちろん、時代も地域も違って常識も違う上に、幾つもの翻訳を重ねて現代日本語で読んでいるので、そもそもの常識が違っててわからない、という点もあるかな、と。


ざっくりと聖書のやり取りを話通りに解釈してみますと。

金持ちの青年が、永遠の命を得ることについてキリストに質問したんですね。
そして彼は、言われている戒めは守っているし、つまり自分はきちんとした善人である、と自分の価値をアピールした、と。

ところがその彼に対して、キリストは「持っている財産をすべて人の救済に使いなさい」と勧めた。
で、金持ちの青年はその勧めに従うよりも、がっかりして離れていった、という話。

その時にキリストが言った言葉が
「富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。


で、ここでバシャールの言葉。

『常に謙虚な自分で『自分のハイヤーセルフと一致して進んでいるかどうか』のチェックが重要になるのです。

『謙虚な自分』は、どんな時でもどんな事でも常にオープンで『何かを学ぶ』姿勢でいます。

でも逆に、傲慢な自分は『こうあるべき』と物事を断定する視点になりますので、非常に狭い視点で周りがよく見えません。
従って、『自分の進むべき道』から外れていても気が付く事はありません。

『自分のバイブレーションが象徴する平行世界』へ降り立つ前に通るトンネル、これが『針の目』です。』



くだんの金持ちの青年は「金持ちの青年である」ことを手放さなかった。
何もかもを手放した『素の自分』になったときに
何が起こるのか、を試そうとしなかったということですね。

今の時代、現代日本に比べたら、いえ、比べられないほど
社会保障って無い時代・地域での話ですので
すべてを他人にほどこして自分が素になるって、ほんと、野垂れ死にしても構わない、って言ってるようなものでしょうか。

あ、それやった人いましたね・・・>ブッダ
(時代も地域も全く違いますが。)


『生きるという存在価値』に悩みまくってすべてを捨てて
最終的に『目覚めた人=ブッダ』になった彼は
針の穴(目)を通った人だったんでしょう。


針の目を通る、というのはつまり自分のスピリット・・・精神面の中で起こること。

決して宇宙人がやってきて人類を救済するとか変化させるとか大きな事が起こるわけじゃなくて。(←これ信じてるのはある意味他者依存かなと私は思ってます)

ひとりひとりが、じわ~っと「目覚めた人になる」プロセス。
それが、針の目を通る、と表現されているのかな、と。


多くの人が目覚めて変化していくと
その影響を受けた人が周りにゆっくりと増えていく。

その水面下の揺れのようなものが社会を変化させていき、気がついたら大きな変化が起きている。

そう、私が子どもの頃とくらべるとこの半世紀でどれだけ社会も常識も変化したことか。
これがきっともっと大きな波になって社会を揺さぶって行くんでしょう。

何しろ、インターネットがこれだけ広がった世界では
世界中の意識を変えていくことって
それが無かった頃に比べたら全く違ってくるだろう、って容易に想像できます。



バシャール:『針の目』と関係のある人、ない人
『針の目』のタイミングは、『本来の自分』に必要ない周波数を手放そうとする人達、『本来の自分』と一致させて生きる決意をした人達が体験するものです。
つまり、人類すべての人に当てはまる体験ではありません。

ですから、『針の目』のエネルギーの影響を受けずに、今までの自分と変わらりない生活をしていく人達も大変多く存在しています。

つまり、『本来の自分』に必要ない周波数をお掃除するのではなく、そのまま持ち続ける選択をしていきます。

そういった意味でも、『針の目』のタイミングで内観を強いられるような数々の体験が引き寄せられてきています。

『本来の自分』に必要ない周波数が目の前で具現化され、その周波数を手放すかどうかの問いかけをしてくれています。

新しい地球のスターシード達へ the PLANET from NEBULA



変化の揺さぶりって結構きついもんです。

でも、その変化の揺さぶりは、基本的に自分の内面で起こるものなので。

自分の中の根本的なこだわりを一度捨ててみたら
あっさりと解決したりするもんなんですよ。



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