2017年11月25日
これは自分の人生だと叫ぶ~主体的に生きる~
『不幸になる選択ができるように、
幸福な気持ちであることは
主体的な選択である。』
7つの習慣 「持つ」と「ある」より
おはようございますpyo@予約投稿です。
最近「~して見せます!」という言葉が
な~んか引っかかるんです。
「最近、こういう言い方多くない?」
と夫にきいたら
「以前からあったぞ。」という返事。
う~ん、そうだっけ?
でも気になるよ~、「~してみせます」っていう言い方。
「見せます、というのは誰か相手に示すということで
~する、といえば自分が主体になるってことだろ?」
最近、私が引っかかっている「主体的に生きる」というテーマなんだだと指摘してくれました。Thanks!
このテーマね、最近ハマったように一気に書いてた二つのシリーズ、
「色んな声が聞こえる人」シリーズ と
「天命」シリーズ、
どちらにも関係するけどぐぐっと現実的な話です。
どれだけ現実的かというと、ビジネス系の書籍でよく出てくる話。
例えば「主体的」とか「主体性」で検索すると
一緒に出てくるのが「自発的」という言葉。
その殆どが、ビジネス系の情報だったりするんです。
でもこれ、まさしく「人の生き方」に関わる話です。
「7つの習慣」の中に示される「第一の習慣 主体的に生きる」。
『主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。
人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。
私たちの行動は、周りの状況ではなく、
自分自身の決定と選択の結果である。』
『人間は本来、主体的な存在である。
だから、人生が条件づけや状況に支配されいるとしたら、
それは意識的にせよ無意識にせよ、
支配されることを自分で選択したからに他ならない。』
そういえば宮崎駿監督のアニメに出てくる主人公の女の子や女性たちって
人生の困難に対する考え方がとっても主体的で素敵ですよね。
例えば、『借りぐらしのアリエッティ』。
病のために手術を控えた少年と、
いずれ滅ぶ一族・・・という運命を背負った(だろう)アリエッティ。
二人の会話の中に、自分ではどうしようもない人生の環境(運命)に対する
それぞれの姿勢の違いが出てきます。
アリエッティは「誰もいなくなる」だろう未来に対して
自分の心を支配されず、支配されないことを選択します。
その姿が、考え方が、
「どうせ」と自分の未来に光を感じられなかった病弱な少年に
影響を及ぼします。
『風の谷のナウシカ』も、そうですね~。
絶望的な地球環境の下において、
ナウシカは向き合っているんですよね、
環境という大きな状況に対し、自分が出きることをやろうとし続けている。
負けていない。
ナウシカの生き方や考え方はとても大きく
絶望の中で生きていた人々に影響を及ぼします。
オームの中でのクライマックスシーンは有名ですよね。
でもこうした主人公たち、周りに影響を与えようとしているわけではないんです。
自分が出来ること、自分の心が向くところを生きているだけ。
『反応的な人は、周りの物理的な環境に影響を受ける。
天気が良ければ、気分も良くなる。
ところが天気が悪いと気持ちが塞ぎ、行動も鈍くなる。
主体的な人は自分の中に自分の天気を持っている。
雨が降ろうが陽が照ろうが関係ない。
自分の価値観に基づいて行動している。』
『7つの習慣』 より
ところで身近な話。
自分の価値観に基づいて行動した結果、政治を動かした、
というと~っても身近なところの話に出会いました。
沖縄での話題です。
浦添の海に道路を作る、という渋滞対策の施策に対し
海を埋め立てる事の問題点を指摘した地元の方々そして海の環境を研究されている方々の話。
行政vs海の環境。
二つの考え方を対立させると、どちらかが勝ち、どちらかが負ける、という構造が出来上がります。
WIN-LOSE というやつですね。
どちらもOKの新しい考え方を生み出す、というのが
WIN-WIN。
『学校と地域をつなげる海の学習(3)〜子どもたちが道路計画を変えた!』より
『...ただ、ここで自治会長とわたしたちが考えていたのは、「決して反対運動にはしない」ということでした。
反対は対立構造を生みます。
自治会が偏った姿勢をとると、市民が自治会活動に参加しにくくなります。
また学校では、一方的な立場で授業を行うことはできません。
そこで、道路計画そのものには反対しないが、
市民の憩いの場としても、また学校教育で活用する上でも、
海辺の自然環境をできるだけ残してほしい、
そのために道路建設に伴う埋め立て計画の変更をお願いしたい、
ということを関係機関に要請して回りました。』
『...この要請活動は、ひとつの実を結びました。
当初の計画は、カーミージーの岩の前までの海岸線を、
すべて一直線に埋め立てて道路にするというものでした。
そして、将来その前面のサンゴ礁の大部分を埋め立てる計画図もありました。
しかし、「子どもたちが学習に使う場所を潰すわけにはいかない」という判断が通り...』
詳細はこちらからどうぞ~
=>学校と地域をつなげる海の学習(1)〜基地のおかげで残された海
=>学校と地域をつなげる海の学習(2)〜「カーミージー探検隊」始動!
=>学校と地域をつなげる海の学習(3)〜子どもたちが道路計画を変えた!
=>学校と地域をつなげる海の学習(4)〜「里浜条例」の策定、そして今後へ
読んでついつい笑顔になりました。(*^^*)
「決して反対運動にはしない」が、自らの価値観。
「海辺の自然環境をできるだけ残してほしい」も、価値観。
だけど確かに浦添辺りの国道の渋滞は酷いので、渋滞緩和は望む人が多いはず。
そしてとうとう全てを叶える道を開いたという話。
素晴らしいです~~~。
この記事を書かれているしかたに自然案内のしかたにMさん、
4年前にここの空寿崎(カーミージー)に案内してくださったんです。
空寿崎を思い出すと、ナマコの尻の穴話題を思い出す私。。。^^;
それまで私は浦添の海は全て市民が使えない海だと思いこんでいました。
残されたんですね~。
良かったです~。
懐かしのこの景色、道路が通ってもう変わったかな~。
さて、主体的に生きる話に戻って。。。
「...誰にでも多かれ少なかれ、自分の想いや行動だけではどうにもならないことや、どうにも説明できないことがあるのではと...」
というご質問を以前受けたことがあります。
うん、ありますよね。
誰にでもどうにもならないこと、どうにも説明できないこと、あります。
それ、もう世の中にはゴマンとあります。
「正しい事」のはずが、それが通らない、
逆のことがまかり通っていくこともよくあります。
でね、社会の「正しい」は、一つじゃないんです。
それこそ人の数だけあるかというほど、いっぱいあるんです。
それどころか立場とか時代が変わったら
「正しい」が真逆になっていた、ってことも
ほんとーによくある話なんです。
だからこそ
主体的に生きるということは、
生きる環境(人含む)に対して
自分がどう生きようと考えるか、という
出来事の後に起きる 自分の考え方、
それにより現れる生き方、態度のこと。
『不幸になる選択ができるように、
幸福な気持ちであることは
主体的な選択である。』
7つの習慣 「持つ」と「ある」より
幸福を掴むのは、自分次第。
『さぁ、あなたは人間です。
動きのとれない石ではない。
立ちなさい。
この魂は自分のものだと主張するのです。
弱い心を払いのけ、独りの道を行きなさい。
振り向いてはいけない。
まっすぐに独りで歩くのです。
---スワミ・クリヤナンダ』
地のエレメント(第1チャクラ) 「はじめてのチャクラ」 サヴィトリ・シンプソン著 より
Posted by 町田律子(pyo) at 07:00│Comments(0)
│解放への道
迷惑コメントが入り始めたので「承認後受け付ける」にしています。すぐには表示されませんがお待ち下さい。