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2017年06月04日

ホタルと過ごした夜

こんばんはpyoです。

昨夜はホタルウォッチングに参加して
石川岳にある自然の家のナイトウォークコース、
亜熱帯の森をがっつり感じる真っ暗な森の中を楽しんできました。

そして今日は宜野湾マリーナでパワーボート試乗のつきそい。
どちらもボーイスカウトの活動です。

二日間、めっちゃ歩きました~。あしあと
自分の体重に足腰が悲鳴あげてます(笑)。

ホタルと過ごした夜


ホタルウォッチングの夜。
真っ暗な森の中、雨の間の切れ目の時。

泥だらけになって、ずるっと滑る土に
何とか足を踏ん張って岩を手で掴んで
木と木を結ぶロープは命綱にならないと教えられてはいるけれど
どうしても掴まざるをえなくて。


両手をあけるために懐中電灯は身体にぶらさげ
両手は軍手。

背中に背負ったハバザックには
万が一に備えての救急用品セットと水筒に水。
笛も持っていた方がよかったかな~。

といっても明らかに危険なコースなので親子参加のイベント。

逆に誰も無茶をする人がいないようで
例年けが人は一人もいないよ、とは主催者のお話。


ホタルと過ごした夜


立ち止まって懐中電灯を消すと
微かな明かりすらない闇の中。

夜に鳴き続ける虫の音。
チョロチョロと流れ続ける水の音。


真っ暗な中に、よくよく目をこらすと見えてくる
小さな緑色の光、てん、てん、てん。


歩くように動いている土の上の光や
ふわ~っと舞い上がるように飛んでいく光。


小さなホタルたちの小さな世界が、そこにありました。



こうしたアウトドアに慣れていなかった頃。

怖さとか、不安定感とか、そこから来る苛つきとかがあり
泥で汚れたり、蒸し暑さや汗にまみれる事が嫌だと感じて
こうした状態を楽しめませんでした、私。

今は、久しぶりのこのコースを楽しみ
ディープな自然の中で自然に居られる自分に喜び
幻想的なホタルの動きを見つめる自分がいました。



随分前に、源河のキャンプ場で
トンネル状になった木々の間にびっしりとホタルがいて光ってる、
そんな情景に出逢ったことがあります。

あれは幻想的でとても美しい森の道でした。ハート



『過去にも未来にも囚われる時間が
 ぐっと少なくなり
 今この瞬間に集中して、今を愛おしいと
 思える世界。』


はからずも、bijouさんがFacebookで書かれていた言葉に
ああ、同じだーと感じました。

ピカピカ


迷いとか、不安とか、後悔とか、さまざまな感情とか・・・が
無くなったわけではありません。

でも、そうした想いに揺さぶられる時間がものすごく減っていて
ふぃ~っと自然な「自分」状態に戻るんです。


それは、何とかなるさーって言い聞かせるポジティブシンキングではなくて。

何とかできるさ、っていう深い信頼感のような感覚。

その中にどっぷりいるからこその、安定感。
その中にどっぷりいるからこそ、今、ここに集中できる。

そんな感じかな。

ハート



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Posted by 町田律子(pyo) at 23:21│Comments(0)どぅちむにーBS
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