pyo's room

こんにちは、pyoです。
「高いハードル」の続きです。前回はこちら



教科書を開いたらまず寝てしまう。

これ、学生時代から私が繰り返しやってきたことでした。（＾＾ゞ

特に高校の数学の教科書なんぞ、開いた途端に寝てしまうので
別名睡眠薬、なんて呼んでましたよ～。＾＾


実はこれ、
「解っているつもり」だけど「正確には理解していない」ことを
スル～っと通りすぎて進んじゃった時に起きる現象なんだそうな。

（だから子どもが勉強しないでイネムリしてたら、
　「寝たことを叱る」のではなくて
　どこで引っかかったか、数ページ前に戻って調べてみるといいそうですよん。

　寝たら叱られる。寝ることが悪い、という無意識なルールが出来上がると
　そのうち眠れない人が出来上がっちゃいますからね～。　←うつ病の入り口）


つまり私は高校数学を適当にやって
正確に理解しないまま次の単元に進んでいたので
教科が進むほどに自分に無理をかけてしまい、
ストレスから眠くなっていたのかもですね～。

あ、そういえば古典でも政治経済の教科でも起きてたな・・・。
物理なんて尚更で。＾＾；　よくこれで構造力学を扱う仕事をしてたよな…。



その正確な理解を妨げていたのは？

と、自分に問いかけてみたら、理解しようと調べるより前に
「次に」「次に」と焦ったように先に進もうとしていた姿勢が浮かびました。

その時の私の心理状態をいまの私が観察すると・・・

　「その場に立ち止まるのが嫌」

おやおや。（＾　＾；

立ち止まると地獄に落ちるというか、地獄にいるから立ち止まるのが嫌というか
まぁそんな心理状態にいたなぁ～。

そういや振り返るのも嫌でしたよ。

　「振り返る」　＝　「反省」　＝　「自分の嫌なところをもう一度つきつけられる」　＝　「地獄の想い」

あら。こんなのが出て来ました。

そうかぁ、自分を振り返ることは地獄の想いだったんだ。。。超勘違い、ですね。
だって振り返るのは観察や確認するためですもん。

人生を勘違いしてりゃ、そりゃ常時逃げたくなったり
眠くなったりするはずだ。。。（＾◇＾）HAHAHA




本を読むのがとても好きだった学生時代、
とにかく１日何冊というほど物語を読み飛ばしていて
ストーリーを追って終えたら、もうその世界とは終わり。

数ヶ月して手にとった時に、読んだ本かどうかすら覚えていない。
てことがザラでした。

これは「読んだ」じゃないですね、「眺めた」に近いです。
だから漫画のほうが、文字だけの本より楽でした。

だって文字だと書かれている情景を頭のなかでイメージしなきゃいけないけど、
その言葉を理解してないから情景が浮かばないんですよね。そりゃストレスだ。

でも漫画だとそこに描いてあるから、
情景描写に悩まされずにストーリーを楽しめます。ストレスがない。

と、物語を書くようになってから気づいたことです。＾＾

私が子供の頃はこどもの読解力が落ちるから漫画はダメだと言われてましたが
読解力がないから、漫画を読もうとしてたんですねぇ。。。


古典の「源氏物語」、教科書を読むのに
漫画の「あさきゆめみし」を手元において勉強しましたよ。

うん、その意味では歴史漫画は色んな助けになりました。（＾＾）




前に進む、前に進むと焦って進もうとする状態を
私は「進歩意欲があるんだ」と勘違いしてました。長いこと。

するとなおさら、立ち止まるのが許せない。
だけどどうしても立ち止まってしまうし、休憩が必要になります。

すると私は私を「だめなやつ」だと判断して

　…いじけます。
　…怒ります。
こうなると、動きがスローモーに、なる。


そして自分の判断がよしと出ないので、
ほかの人の判断を求めちゃうんですね。

そうすると手近に、気短かに「こうしろ！」といってくれちゃう人がいました。＞姉たち


そんなわけで、「私は私を信頼できない」状態に長年陥り。

その場ではとりあえず誰かの言葉に流されながら、
裏でぶつくさ不満を溜めていく。。。状態になっていました。

なぜ不満かというと、理解してない自分をほったらかしてたので
満足感が無いんですね。納得していないんです。

納得してないのに「こうしろ」という指示が来て、形は従う。

すると支配されているような気持ちになり、
怒りや哀しみが溜まっていました。

（あ、書いてて気がついた。母の状態はこれだわ。☆）


ちなみにスピリチュアルについても、同じです。
精神世界は「言葉の定義」がかなりあやふやなまま使ってる人が多いです。私も同じ。

なので「判ったつもり」で読んでいると「あれ？」ということがよくあります。



時々ご質問をいただきます。
自然霊や神々を理解するにあたって、イメージが違うことから混乱した方のご質問。

私はその時「まず自分で感じてみてください」とお答えする事が多いです。

誰かが定義した神ではなく。
自分が腹の底で感じる存在を、どう表現するか。

そう、「どう表現するか」なだけなんです。




前回書いたアマテラスサロンでの会話は

「正確な言葉を使わないと誤解される」
　　↓
「誤解されると、フォローがうまく出来ない」
　　↓
「人との信頼がゆらぐ」「信頼が築けない」

これになぜ？を問いかけると

この場合、「フォローの仕方を知らない、学んでいない」　
（社会経験が乏しいか、訓練が十分でない状態の時に自分を定義づけてしまったため、失敗から学べない状態にいる）

「自分を信頼していないので、相手の誤解が解けたか自信がない」
（そもそも、ホントに誤解されたかどうか？も自信がなかったり。）

そんな事が出て来ました。


よくある現象のひとつをあげると、
お互い「言葉の誤解」があると、「会話が成立しない」ですよね。

　伝わったつもりが、伝わってなかった。
　明確に伝えたつもりが、まるで違う意味に解釈されていてショック受けた。
　相手がこう言ったと解釈してショックを受けてたら、言った本人は全く違う意図だった。

こんなの、ホントによくある事。

「ああ、それってこうね」
と途中で話を遮ってしまうことありますよね。

それは全てを聞かずに自分の推測で判ったつもりになる。
（＝相手の意図が理解できないから自分基準の推理に頼る…？）

話が遮られると、または伝わってないと感じると
同じ事を何度も繰り返し言おうとしたり、不愉快になって黙ったりしませんか？



それを思うと
大切なのは「言葉だけのコミュニケーションに頼らない」ことじゃないかなー？


言葉の使い方や表現を受け取る時には
自分の感情を主体にせずに
相手が何を伝えたいのか、その意味を受取る姿勢になること、かも。

あ、これは「傾聴」の姿勢だわ。（＾＾）

物語を書き始めた頃「辞書が必要だなぁ」とつぶやいたせいか…

大量に引き寄せてしまいました。（＾＾ゞ
（でも主にネット辞書を使うことが多い私・・・）

人は体験で進化していく魂を持っています。
人生体験で人はさまざまな事を学んでいくんです。

100％完璧な人というのはまずいません。
なぜなら、完璧なら人である必要はないですから。

いま、目標に対して完璧な自分である必要はなくて。
いま、「今の自分というプロセス上」において完璧。
人は常にプロセス上で完璧です。


　正確に単語を知らない自分、というプロセスに置いて完璧。
　正確に意味を知らないために失敗した、というプロセスにおいても完璧な体験。
　正確に意味を知りコミュニケーションをとるために努力したというプロセスにおいても完璧。


一瞬一瞬、人生を一秒ごとに進めながら
人は常に進化していくんですね～。

完璧じゃないから、進化を体験できる。
人って、いいですね。（＾＾）




ところで先日、ひとつの気づきがありました。

　ああ、私ってこうだったんだ！
という思考にいたったプロセス。
すかっと気持ちいい瞬間です。

その時わたしは英会話講座を受講した直後。

面白い事にその時を堺に英文への抵抗が消えて、
ズラっと並んだ英文をみても目が文字の上を滑っていかない。
抵抗がなくなった事にびっくりしました。

気づきと英文はま～ったく関連ないと思ったんですが、
あったのかな？

面白い現象でした～。＾＾