2009年08月27日
第8話-伽羅弧の変化[青龍物語]
第8話 伽羅弧の変化
アズマ自身が旅を終えてアセンション-次元上昇-を果たしたことにより。
彼のエネルギーは伽羅弧全体を覆い守る事ができるようになり、もう軍隊をもつ必要がなくなりました。
そして。
伽羅弧における、軍の解体が始まりました。
アズマ自身が旅を終えてアセンション-次元上昇-を果たしたことにより。
彼のエネルギーは伽羅弧全体を覆い守る事ができるようになり、もう軍隊をもつ必要がなくなりました。
そして。
伽羅弧における、軍の解体が始まりました。
まず軍が担っていた警備やレスキュー、エリア3宙港業務などをそれぞれ別組織として新たに立ち上げ。それぞれがプロ組織として独立した運営方式を取り入れられるようにし、元兵士たちはそれぞれの希望や能力、キャリアに応じて新たな部署へ異動していきました。
また彼らの希望により剣や各種訓練は残されたものの。
これは訓練ではなくスポーツに変化しました。
戦いのためではなく身心の鍛錬と体を動かす楽しみための存在となったのです。
軍の外部組織的な位置づけだった医務官組織も変更。
医師たちは科学者として自由な研究テーマをもちつつ医療に携わるそれぞれの組織を自由に立ち上げ、動けるようになりました。
そうやって軍の解体が始まると呼応して大神官が動き出し、解体と再編は神官組織にも及びました。
伽羅弧の運営に重要な役割を担っていたもうひとつの組織であった神官の見直しは、伽羅弧全体の運営そのものの見直しであり。
もともと目的別に設置されていたエリア1、2、3、4各大陸の運営組織が組みなおされ、それぞれの担当組織による自治体ができあがっていきました。
神官たちの業務は幅広く専門的でもあり。
それらを担当しているものたちの話し合いにより担当分野ごとの独立組織がたちあがり、トップダウンではなく、現場による現場に応じた業務、活動ができるようになっていったのです。
最後に神々の補佐的位置にいた女官組織が解体され、それぞれが自由契約で働けるようになり。
天津神たちのプライベートな生活も変わって行きました。
神々の親族であるアマテラスの神子たちは、手分けして4大陸それぞれの自治体の相談役を引き受けました。
そして最終的にそれらのトップに天照大神が存在して、全てを見守る存在となり。
伽羅孤という国土全体をエネルギー的に守護するのが、守護神であるアズマの役割となったのです。
この組織再編の動きに伴い、滅私奉公的に考えられていた天子たち-伽羅弧で働く人々-の生活も一変。
彼らもまた自由に恋愛や結婚が出来るようになりました。
もっともこれはもともと禁止されていたわけではなく、不文律のように扱われていただけのもの。
それが公に「自由」となり、最初はとまどいもあったものの、やがてあっという間に喜びをもって受け入れられました。
その中でも最大の変化といえる、大きな出来事。
それはアマテラスの次女である鳳凰の円(まどか)と、大神官・夜希の結婚でした。
つづく。
この回、お話が堅いのでウラバナシなど。
ある日、pyoは「ガーディアンエンジェル」「ガーディアンエンジェル」と
しつこく頭の中に響くことに気が付きました。
「ガーディアンエンジェルって何だっけ?あ、守護天使?誰?」
すっと横に天使が現れました。意外と背が高い。
pyoは椅子に腰掛け、天使は立っているので手と羽の一部が見えます。
正面からみた「内側の羽」が黒くて、それ以外は白い。
ちらり、と見上げると、漆黒の髪。優しい目と微笑み。
「え?夜希ー?!あなた私の守護天使になったの?」
「以前からそうだったんですが…。認識していただけなかったので。」
あ~、それでわざわざアピールしてきたんだ。
そういえばよく出てくるなぁ、ビジョンみかけるなぁと思ってはいたんだけど。
交代してたのね。^^; 守護天使も…。
そうなんだぁ、よろしく。
で、
「そういえばあなたに恋してた子のビジョンも視た事あるけど。どうなった?」
と意地悪くきいてみたところ、夜希はこう答えました。
「妻ですか…」
え?!結婚してたの?!円ちゃんと?!いつの間に!!!
てなわけで、夜希から聞き出した二人の恋のお話もあるのですが…
これはまた別の物語としていつか書くことになりそうです。
(最初の印象とはうらはらに、意外と壮大なストーリーっぽい…まだ進行中。)
おたのしみに~。
また彼らの希望により剣や各種訓練は残されたものの。
これは訓練ではなくスポーツに変化しました。
戦いのためではなく身心の鍛錬と体を動かす楽しみための存在となったのです。
軍の外部組織的な位置づけだった医務官組織も変更。
医師たちは科学者として自由な研究テーマをもちつつ医療に携わるそれぞれの組織を自由に立ち上げ、動けるようになりました。
そうやって軍の解体が始まると呼応して大神官が動き出し、解体と再編は神官組織にも及びました。
伽羅弧の運営に重要な役割を担っていたもうひとつの組織であった神官の見直しは、伽羅弧全体の運営そのものの見直しであり。
もともと目的別に設置されていたエリア1、2、3、4各大陸の運営組織が組みなおされ、それぞれの担当組織による自治体ができあがっていきました。
神官たちの業務は幅広く専門的でもあり。
それらを担当しているものたちの話し合いにより担当分野ごとの独立組織がたちあがり、トップダウンではなく、現場による現場に応じた業務、活動ができるようになっていったのです。
最後に神々の補佐的位置にいた女官組織が解体され、それぞれが自由契約で働けるようになり。
天津神たちのプライベートな生活も変わって行きました。
神々の親族であるアマテラスの神子たちは、手分けして4大陸それぞれの自治体の相談役を引き受けました。
そして最終的にそれらのトップに天照大神が存在して、全てを見守る存在となり。
伽羅孤という国土全体をエネルギー的に守護するのが、守護神であるアズマの役割となったのです。
この組織再編の動きに伴い、滅私奉公的に考えられていた天子たち-伽羅弧で働く人々-の生活も一変。
彼らもまた自由に恋愛や結婚が出来るようになりました。
もっともこれはもともと禁止されていたわけではなく、不文律のように扱われていただけのもの。
それが公に「自由」となり、最初はとまどいもあったものの、やがてあっという間に喜びをもって受け入れられました。
その中でも最大の変化といえる、大きな出来事。
それはアマテラスの次女である鳳凰の円(まどか)と、大神官・夜希の結婚でした。
つづく。
この回、お話が堅いのでウラバナシなど。
ある日、pyoは「ガーディアンエンジェル」「ガーディアンエンジェル」と
しつこく頭の中に響くことに気が付きました。
「ガーディアンエンジェルって何だっけ?あ、守護天使?誰?」
すっと横に天使が現れました。意外と背が高い。
pyoは椅子に腰掛け、天使は立っているので手と羽の一部が見えます。
正面からみた「内側の羽」が黒くて、それ以外は白い。
ちらり、と見上げると、漆黒の髪。優しい目と微笑み。
「え?夜希ー?!あなた私の守護天使になったの?」
「以前からそうだったんですが…。認識していただけなかったので。」
あ~、それでわざわざアピールしてきたんだ。
そういえばよく出てくるなぁ、ビジョンみかけるなぁと思ってはいたんだけど。
交代してたのね。^^; 守護天使も…。
そうなんだぁ、よろしく。
で、
「そういえばあなたに恋してた子のビジョンも視た事あるけど。どうなった?」
と意地悪くきいてみたところ、夜希はこう答えました。
「妻ですか…」
え?!結婚してたの?!円ちゃんと?!いつの間に!!!
てなわけで、夜希から聞き出した二人の恋のお話もあるのですが…
これはまた別の物語としていつか書くことになりそうです。
(最初の印象とはうらはらに、意外と壮大なストーリーっぽい…まだ進行中。)
おたのしみに~。
Posted by 町田律子(pyo) at 07:00│Comments(0)
│龍物語
迷惑コメントが入り始めたので「承認後受け付ける」にしています。すぐには表示されませんがお待ち下さい。