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2011年01月09日

おばーのさば読み

お年始周りで母の実家の仏壇がある、伯母の家へいった時のこと。

母、仏壇に手をあわせて
「今年61になりました。」←81歳。

ご先祖さまに20歳もサバ読んで報告してるし。(笑)
正月そうそう、オオボケの母。


母(81)と伯母(83)の会話。

母「もうねー、早くお迎えきてって祈ってるさぁ。」
伯母「そうなるといいねぇ。」

周りがぎょっとしたところ。

伯母「その時は私も一緒に連れてってね。
   手をつないで一緒に(三途の)川渡ろうねー。(^^)」

pyo「母ちゃんはさっき20歳も若返る宣言してたから、
   おばちゃん、待つの長いよー。」

と、大笑いでした。




ところで私は最近よく「表現を変える」事をお伝えしていますが
一番伝えたくてうまくつたえきれないのが、母。

母の言葉をきいていると、どれだけ自己否定が強いのかなーと思います。
それほど色んな事への愚痴や人への不満を口にすることが多いんです。

それに対する伯母の対応がいつもお見事。

いつも
「うん、そうだねぇ。」
「あいやー、大変だねぇ。」
といった感じで、まず受け止める言葉が来ます。


誰かに対して表現するとき、
昔から母はよく「あの ばしゃやま がね」と言うんですが
伯母は「あの きょらむんよ」と言う。

奄美の方言ですが、不細工な人とみるか、可愛い人とみるか。
物事の受け止め方も対象的な二人です。


子どもの頃から伯母の大きさや愛情はとても好きな私。
目標とするおばーの姿は伯母の姿と重なります。

セラピストとして「否定しない相槌」は基本だと教わったのですが
その実践は、子どもの頃から伯母が見せてくれていた事に
いまさらながら気付いて、驚いています。


それにしても
「三途の川も一緒に渡ろう」は、
年季のはいった相槌だよねぇ。
ハート



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Posted by 町田律子(pyo) at 07:00│Comments(4)どぅちむにー
この記事へのコメント
はじめまして!。
「否定してない相槌」って大切ですよね。
ブログを読み進めるうちに、自分自身を振り返るキッカケになりました。
Posted by ひよこ豆ひよこ豆 at 2011年01月09日 08:05
●ひよこ豆さん
いらっしゃいませ。
「否定しない相槌」なかなかウィットに飛んだのは難しいですよね、
って、そこまでひねらなくていいか。(^^ゞ
振り返るきっかけになったとのこと、嬉しいです。
Posted by pyo at 2011年01月09日 12:26
イイネ!イイネ!ですね(^^)

わたしの母や妹も、悪口や愚痴が多くて、始まるといつもうんざりしてしまうんですが・・・

「否定しない相槌」が自分に出来ない時って、自分に余裕がない時なんだと気がつきました(笑)

目指せ!pyoさんの伯母様(^^)♪
Posted by ジゼル at 2011年01月11日 12:49
●ジゼルさん
そーなんですよね、自分にも余裕がないときつい。
余裕でいきたいですね~。^^v
Posted by pyopyo at 2011年01月11日 21:20
迷惑コメントが入り始めたので「承認後受け付ける」にしています。すぐには表示されませんがお待ち下さい。
 
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