pyo's room

「…前回の話からそうだったんですが､読むのが苦しかったです

というのも､自分の中の怒りや憎しみ､
敵を殺す･または殺したときの快楽とか
今生では経験したこともないのに沸き上がる感情を抑えるのが大変でした。

pyoさんの物語だけにとどまらず､
残虐なシーンがあるアニメやゲームを見ててもあるんですが､
魂のどこかで為信が狂ったときの様な気持ちを知ってるのかもしれませんね。

で､その衝動を人に感ずかれないよう抑える日々を数ヶ月おくってました。
今もですが（汗）

はぁ～
…
重いな～（苦笑）

私って気違いなんでしょうか。」


正常です。（＾＾）

人ってね、「勝ったら嬉しい」ですよね。
「ひどい目にあったら嫌な感情が湧き上がる」ものですよね。
それってね、当たり前の感情を持ってるだけ。

そしてその当たり前の自分の感情に気づいた、って事は
素晴らしい事なんですよ～。


ここで、こうした自分の「感情」を持て余し、
悪いものだと解釈して、ひたすら隠そうとした、
こんな感情をもつ自分を悪者にしちゃってた…

と言うところが苦しさの原因ですよね。


弱い自分とか。
悪い自分とか。
それが、もっちゃいけない感情なんだ！とか。

それね、あくまで「解釈」に過ぎないんですよ。
そう認識しちゃってるよ、ってだけです。


物語「海の幸山の幸」には、繰り返し出てきているテーマがあります。
何度かコメントでも反応いただいてますが。

リーファンやマチャが、正当な評価を受けずに
誤解され、けなされ、いじめられている、というもの。

読んでる方々に「許せない！」想いが
どわーっと沸き上がってきているのがあるんですね。



これってどんな感情でしょう？

「悔しい～～～～！！！」
じゃないでしょうか。

その悔しさ、どこから来ます？

あなた自身の中に、どうしても超えられない壁や、
どうしても理解してもらえずに歯噛みした経験、
腹の中に飲み込んで無視してきた辛い想いというのはないでしょうか。



ご相談くださった方はライフパス８の方。
数秘８は勝ち負けにこだわる性質を持っています。（＾＾）b

この衝動ってね、意外と強いんですよ～。
８の方が落ち込む原因の殆どもこれだ、と言われるほど。

「負ける＝プライドを傷つけられる」となると
どよ～んと激しく落ち込むのが、ライフパス８の方の特徴です。

この力が「困難への征服意欲」として現れると
さまざまな困難を排して金字塔を築きあげる力になります。

だからライフパス８の方は、政治家や経済界で頭角を現すタイプとも言われてるんです。

でもそうした対外的なアクションとして現れない場合は
激しく自分の内側を征服しようとします。

自己の内面を深く知り、自己コントロールを成し遂げようと
必死に頑張るんですね。


んで。
私もこのタイプの、ライフパス８。σ（＾＾）

だから、「征服意欲」つまり敵を倒したいとか、勝つための強い欲求とかがどわーっと激しく出てくる時があるのを、身を持って知っています。

こういう時どうするかというと。




別に、否定する必要はないです。
その衝動がある自分を理解し、受け入れます。


そして身体を動かさざるを得ないほどの強い意欲があるなら、身体を動かします。
スポーツで、剣道とか弓道とか柔道とか空手とか…出来たらいいんですが、そんなのは縁遠いんで。

私の場合、サービスでもらったwiiスポーツでちゃんばらごっこやったら、
すっごくすっきり！

ボーリングに行ってスカ！っとしちゃうのもいいですね。
あのピンが倒れる音ってとてもすっきり。

あ、バッティングセンターで汗流すのもいいかも～。
プールでひたすらドカドカとバタ足しながら泳ぎまくるのもよかったな～。

実は庭の草刈りとか、枝切りなんかもこういう時によかったり。
落ち葉がいっぱいの歩道掃除なんかも、思いっきりすっきり！します。


そう、精神世界なんつーものからは思いっきり離れて
徹底的に現実的な事をすること。没頭すること。
これ、おすすめのグラウディングです。（＾＾）ｂ



または。
逆に、とことん、自分の内面深くに入っていく方法もあります。

瞑想ですね。


「感情」というエネルギーが動くとき。

感情体の粒が運動を始めます。
運動が発生した結果、波動が起こり、波として周波数として周囲に影響を及ぼします。

その波が同じような波を起こす…共振ですね。

ひとつの感情が起こる時、次の類似の感情を周囲に引き起こすわけです。

好意は、好意を呼び。
悪感情は、悪感情を引き起こします。

「敵だ」という「解釈」は、敵とみなした相手を敵にします。


自分を敵とみなすと。
それはそれは、辛い想いとなりますよね。


こんな時は解釈の仕方を変えること。
さまざまな視点で物事を見なおしてみるのをおすすめします。（＾＾）ｂ


悪者とか悪人とか言われている存在も。
悪いこととかとんでもない不幸とかも。

見方によってはまるで違う解釈されたりするんですよ～。


私の物語にはそんなどんでん返しがよく出てきます。

「ヘヴン」の冒頭ですっかり悪者にされていた路は、
物語が終わる頃にはみなさんの見方が違っていたりしましたね～。

「夢希」では悪役として登場したはずのズノーが
「ズノー博士に会いたいわ」
なぁんて言われる存在になっていたり。＾＾


「縁（ゆかり）」では、
とことん不幸な人生…だった縁と由雄。

どっこい、地上の人生を終えたらその生は全く違う解釈。


「大地の花」で描いたランユウ。

彼は歴史上では利勇と記されている…と話したら、歴史をご存じの方がこうおっしゃいました。
「利勇ってすごい悪人ですよね？！」

わはは（＾o＾A）　
ラストシーン思うと…そうかもねぇ。（苦笑）


「剣の龍」にいたっちゃ、私のハイヤーのアズマの物語ですが。

転生一回分、牢の中で過ごすことを課されて、子どもだったにもかかわらず外に出る時には手枷足枷だったことがあります。宇宙クラスの極悪人扱いですよ～。

実は私の転生記録を読み取っていくと。

ぎょっとするような極悪人だった前世も出てきます。…その逆もあります。
極端すぎだわ、って思うほど。

極端じゃない人生もありますけどね。
色々やってみたかったんでしょう。私って好奇心旺盛だから。


そうそう、
「その強いエネルギーのコントロールを覚えろ」
と、何度もハイヤーたちに言われましたよ～。




「あら、こっちは晴れてるのにあっちだけ降ってるわ～」
っと雨の境目が見えるほどの降り方、よく見かけます。

雨は水分が集まって雲となり、それが重くなって落ちてくるわけですよね？
雨という形で重い空気中の水分を解放しているような。

人の心もそんなもんだよなぁ～。
溜め込みすぎたら、ひとつひとつの粒は軽くても、やがて重くなって雨のように落ちてくる。

どよ～んと蒸し暑い雲が垂れ下がり続けているより。
思いっきり降っちゃってすっきり晴れてくれるこの手の雨、結構好きな私です。


雨雲がどんなに厚くてもね。
その上には、青空がありますよ。