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2014年06月26日

「子どもたちに何を渡す?」

おはようございます、pyoです。

親-自分-子ども。という関係につながる個人セッションをしていた時のこと。

ふと、クライアントさんに問いかけました。
「お父さんが20歳の頃の時代と、あなたが20歳の頃の時代と、社会は同じでしたか?」

※「子どものやる気を引き出す魔法の質問」講座、
 お知らせがこの記事の最後にあります。※

「子どもたちに何を渡す?」
OISTのエレベーターホールで見た展示作品。
意味わかんないんだけど、なんだか心惹かれました。
=> フリオ・ゴヤの世界(金属彫刻の展覧会)
てぃーだにブログがあった~。
=> Julio E. Goya 



例えば私の場合でいうと。

私が20歳を迎えたのは、1983年。
歴史を見ると… 
 => 1983年 - Wikipedia
 => 沖縄県内十大ニュース 琉球新報

「復帰11年を迎えた…」という言葉が目につきました。
そっか、まだひと回り経って無かったんですね~、あの頃。
お、姉1が11歳年上だから、そうか復帰した時姉はちょうど20歳だったんだ~。

大韓航空機撃墜事件とか、国際緊張が続いていた頃。
あ~、今も違う形で国際緊張ってやつは続いていますね、そういえば。


さて私の父が二十歳を迎えたのは…?
昭和2年(1927年)生まれなので、20歳は1947年。
ポツダム宣言が1945年なのでその2年後。

戦争が終わって、国境の線引が外国人の手でなされて、多分世界のその先が見えなかった頃ですね。
日本の歴史では「日本国憲法」が施行された年でした。

沖縄については「戦争終結直後の混乱期」というタイトルで、Wikipediaに掲載されています。
『8月14日にポツダム宣言の調印が予告されると、8月20日に、解体した沖縄県庁に代わる沖縄本島の統治機関として、アメリカ軍によって『沖縄諮詢会』が設置され…(中略)

 1946年(昭和21年)2月には、アメリカ軍が占領しつつも日本の主権が認められていた鹿児島県大島郡(奄美群島やトカラ列島)も、鹿児島県から分離されて軍政当局下に置かれ、大島支庁からも本土出身者が追放された。

アメリカは当初、琉球人は日本帝国主義に支配された異民族であると認識し、日本本土の一部でなく、日本が武力で制圧した島だと考えた。また沖縄人は自ら政治、経済を行えないという先入観から、沖縄人の自治能力を過小に評価していた為、沖縄における民主化に対して消極的であった。そのためにまず、民主主義の基礎を築くことにし、市町村長、市町村議会の選挙を実施した。…(中略)

1947年(昭和22年)には幾つかの政党が結成されたが、軍政府は「政党の行動制限」を設け、軍政府の政策に批判・阻止する政党には厳しい罰則が加えられた。…(中略)

1949年(昭和24年)、東西冷戦が激化すると、朝鮮半島の軍事的緊張が高まった。アメリカによる極東地域戦略のため、沖縄に大規模な軍事基地や施設を建設した。軍道1号線(現在の国道58号)の拡張、那覇軍港の整備、弾薬倉庫、米兵用住宅などの軍用地開発が推進された。そのため沖縄本島は極東最大の米軍基地へと変わり、米軍からは「太平洋の要石(Keystone of the Pacific )」とも言…』


私の両親は奄美出身、確か父が21歳、母が19歳で結婚してるのですが、母が「籍をいれたときまだ奄美に帰ってきてなかった」と言ってた(うろ覚え)なので。
父が20歳というとまだ満州にいたか、満州から九州に引き上げて奄美に渡航できる方法を模索してた頃かな~?

「子どもたちに何を渡す?」
↑OISTでのジャズコンサート。
こんな時代が来るなんて、想像もつかなかったでしょうし
どんな風に実現するのか、それこそ想像も出来なかったでしょう。


私がクライアントさんに問いかけた問いは、こう続けていました。
「あなたのお子さんが20歳の時代と、あなたが20歳の時代は同じですか?」

その事を考えていただいてから、さらに考えていただきました。
「あなたが40歳、50歳の時代と、
 あなたのお子さんが40歳、50歳の時代は、今と同じでしょうか?」

「…違います。」
きっぱりとお返事がきました。


では、あなたが「こうやって生きなさい」とお子さんに指示している事は、
お子さんの未来に役立つアドバイスでしょうか?



「子どもたちに何を渡す?」
先日テントを張るロープが無ければ、草でもいいんだよと教えていただきました。


どうやったら切り抜けられるんだろう?

「自分で考える力」があれば、
知識技能を知らなくてもやり方を編み出せる力になりますよね。

だって、世の中にあるこうしたらという技法は
もともと「誰か」が思いついたことですもの。(^^)

大事なことはやり方を知ることよりも、
存在の在り方を自分で持っている事。

私たちが想像もつかない未来を、子どもたちは歩んでいく。
その時代を構築できる、迎えられる存在でいてほしいですね。


ふたば  ふたば  ふたば


親のための講座(子どもがいなくても独身でもオッケー!)
「子どものやる気を引き出す魔法の質問」
やりますよ~っ


第1回目
とき: 6月28日(土) 午後2時~3時半
場所: pyo's room 沖縄市諸見里
受講料: おひとり500円
募集:4名


第2回 7月2日 午前10時半~12時
場所: pyo's room 沖縄市諸見里
受講料: おひとり500円
募集:4名

お申し込みはこちらへどうぞ



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Posted by 町田律子(pyo) at 07:00│Comments(0)解放への道個人セッション
迷惑コメントが入り始めたので「承認後受け付ける」にしています。すぐには表示されませんがお待ち下さい。
 
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