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2016年08月24日

エスペラルーダの庭3[伽羅弧物語番外編]

エスペラルーダの庭3[伽羅弧物語番外編]

その1)(その2


’それ’は、いきなり始まりました。

エスペラルーダの庭3[伽羅弧物語番外編]



いきなり始まった戦い。

どこから敵が来たのかもわからず剣で己の身を守り、
やがて「敵」が怒りに満ちた目をした同胞だと気づき
すぐに思い出した「通達」の事。

「彼」はそれまで共に訓練を受け、浮遊島の守備を担ってきた仲間たちが
狂気に彩られた世界に入っていくのを目の当たりにしました。

「目を覚ませ!」

剣を振り打ち合いながら「彼」は仲間たちを助けようと声をかけました。
しかし彼より弱いと感じていた後輩の剣の切っ先が彼の身体に傷をつけた時、
これ以上は無駄だと感じ、慕ってきていたはずの後輩を斬り捨てた時。

彼の中の何かが変わりました。

『目を覚ませ!心を戻すんだ!』
上空から巨大な青龍が戦う兵士たちに呼びかけながら旋回していきました。

その旋回に煽られた強い風を受け、「彼」は他の「狂った者たち」を斬り、こう思いました。
「無駄だ、アズマ様。狂ったものは斬るしか無いんだ。」

「彼」は進んで戦いの中に身を投じ、やがて己の剣の強さに心が昂ぶるのを感じました。

「彼」は強く。
鮮やかな手さばきで次々と「敵」を斬り捨て、進んでいきました。

 進む?
 どこへ?

一瞬、「彼」の中によぎった問いかけに目を上げると、美しい姿のクリスタル城が見えました。

 あの城を守らなければ。

「彼」は城と己の間に居る「敵」を蹴散らしながら、城に向かって走り始めました。
周囲には大勢の者たちが戦っており、誰が誰を守り誰が誰と戦っているのかもわからない状態。



いきなり。
「彼」の身体に強い衝撃が走り。

「彼」は、まるでスローモーションのように目の前の人物が己を斬るのをみつめました。

 …ルダ将軍…

ルダ将軍の目には狂気も怒りもなく。
深い色のその瞳に見つめられながら、「彼」の身体は瞬時に息絶えました。


そして。
肉体から離れた瞬間、「彼」の魂は状況を理解しました。

「彼」こそが、敵側になっていたということ。
エスペラルーダの根幹を成すクリスタル城に入り込んで、そこを滅茶苦茶にしようと感じていたこと。

同時に、兵士としてクリスタル城の外に駐屯しているだけの日々にうんざりし、あの城の中で優雅に暮らしたいと望んでいた、意識もしなかった彼の望みと。
その望みが捻じ曲げられ、いつしか城の中に住む者たちに感じていた嫉妬の念があったこと。


だからこそ。

兵士たちと共に過ごしながらも、城の中に居室を持つ最高司令官のアズマを見て
己も最高の高みに登りたいと…欲していたということ。


 本当は・・・
 剣を持つ身ではなく・・・
 あの美しく平和な城で
 穏やかに過ごしたかった・・・


「彼」の魂は、己があの城に見合わない存在だったのだ…と
傷ついたままの心でエスペラルーダから去って行きました。


エスペラルーダの庭3[伽羅弧物語番外編]


センターヒーリング後のリーディングメールより。

****さま
 pyoです。

 え~っと・・・(^^;ゞ
 私が書いた浮遊城・エスペラルーダの物語はご存知でしょうか?

 もしまだでしたら、
 カテゴリ「エスペラルーダ物語」をどうぞお読みください。

 これにまつわるビジョンが出てきました。

-
 最初のリーディング時

 あなたのエネルギー体は「ヒーリング完全拒否!」

 グランディング拒否!
 断固反対!
 と、物凄い抵抗でした。

 グランディングが嫌なのは、
 「汚い、混沌とした世界だから足をつけたくない」と

 肉体が生きて生活している場所を指さしながら
 霊体はどんどん地元から、日本列島からも遠ざかろうとしていて

 飛んで行く霊体を捕まえたところ、大暴れ。
 ここで私は私のガーディアン、ハイヤーたちの力を借りました。


 霊体は高次元の存在にまかせて
 実際に地上にいる肉体の丹田を確認し
 地球の中心から、丹田へ生命エネルギーを送り込みました。

 これは同時に霊体にも送られることになりますので
 やがて霊体が大人しくなって、どうやら捕獲されたようです。


 浮かんできたビジョンは
 足をかかえて、体育座りで顔を伏せて
 それでも「リーディング拒否!」。


 あまりにガードが硬いので
 そのまま、肉体エネルギーの方に地球のエネルギーを送り
 チャクラを整えることに専念していたところ・・・


 天使かと見まごうばかりの、羽を持った美しい&たくましい武人が現れました。

 一瞬、誰かと思ったのですがサイ・リーファン将軍でした。(^^;
 彼が出てくるということは、伽羅弧かエスペラルーダの関係者の可能性が高いので。

 サイ将軍に確認したところ、あなたの前世の中に彼の部下だった時代があり。
 つまりエスペラルーダで戦士だったということですね。


 ところがエスペラルーダで反逆側になって
 かなり大勢の者たちを殺した過去があるため
 魂がとても傷つき、自分を責め続けている・・・と
 メッセージが伝えられました。

 それだけ強い戦士だったんですね~。



 結局、エスペラルーダの戦いは
 もともとみんなどちらか側になって殺し合い全滅するのが
 予定されていたものなのですが
 (そういう運命を持ったメンバーを集めていました。)

 あなたの前世の魂は、敵側になってしまうような
 弱い心を持っているとはご自分で思っていなかったらしく。

 そこが、何よりショッキングな事だったようです。


 サイ将軍は、あなたの前世の魂を受け入れて浄化したようで
 しばらくして、彼はあなたの肉体エネルギーとのつながりを戻して
 いま、あなたのエネルギー体の一部として戻っています。

 そこまで視てから、あらためてグランディングをかけたところ
 ちゃんと、いま肉体がいる大地に足が着いたようです。



勇者たちへのメッセージより

「あれは時代の学びだった
 魂が学ぶために通過してきたひとつの事象だった

 学んだものを思い出すために
 真の学びを思い出すために

 手放せ

 悲しみを 怒りを  虚しさを
 喜びを  楽しさを 自己満足感を

 すべての虚構を取り去った後に
 輝く本質を みつけることができるはずだ」


by アズマ




 グランディングとセンタリングは出来たようですので
 遠隔ヒーリングは終了です。

 あなたの人生に
 エスペラルーダでの魂の傷が影響して起きてきた事を
 どうぞ癒やしてくださいね。』



pyoです。
今回の一斉ヒーリングでは、逆に「最初の戦いで殺されたために傷は残っていないが、魂の欠片が浮遊島に残ったままだった」という方も現れました。

無料の一斉ヒーリング終了後、
有料での遠隔センターヒーリングをメニューとして出していきたいと考えています。

ハート



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Posted by 町田律子(pyo) at 11:33│Comments(0)エスペラルーダ物語
迷惑コメントが入り始めたので「承認後受け付ける」にしています。すぐには表示されませんがお待ち下さい。
 
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